行方不明になっている家族の名を叫びながら、あてもなく瓦礫の中を探して回る生き残った東北関東大震災の被災者たち。そうした悲痛な映像が流れて以来、日本で「AC(公共広告機構)」がTVで繰り返し訴えているように、愛する人と触れ合っていたい、家族を守りたいというムードに世界中が包まれている。セレブだってやはり同じだ。
先ほどはブリトニー・スピアーズの様子をお伝えしたが、こちらはおなじみのブランジェリーナ・ファミリー。来年3月の全米公開を目指し、新作『Cogan’s Trade(原題)』の撮影でニューオーリンズに入っていたブラッド・ピットを追って、ようやくアンジェリーナ・ジョリーと6人子供たちが現地にて合流。ようやくひとつにまとまったファミリーは、20日に街へ繰り出しショッピングなどを楽しんだ。
目を覆うばかりの日本の被災地の惨状。家も家族も全て失い、避難所に取り残された人たちの深い悲しみ、苦しみ。想像するだけで、誰の心もどんどん重くなって来る。マドックス君だって何かしらの映像をきっと見たはず、不安にならないわけがない。こんな風にママ・アンジーに甘えるこの子の姿を見るのは何年ぶりだろう。
2歳8か月となったヴィヴィアンちゃん、すでにずいぶん重そうで手もかかる時期だ。だが、“お兄ちゃんでしょ”、“もうすぐ10歳でしょ” などと言わず、普段とてもよく頑張って下の子の面倒をみてくれているマドックス君を抱き寄せるアンジー。どの子にも公平に愛情を注いでいると語る通りの、何とも微笑ましいショットである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)