writer : tinsight-yokote2

【巨大地震・盛岡から】今はお金より、直接被災者が求めている物資を!

今回の「東北太平洋沖大地震」について、記者は盛岡より記事を書いております。岩手、宮城をはじめ東北のローカル・ニュースをより多く見ている立場であり、避難所によって救援物資の調達にバラつきがあること、必要な物資が届けられていない様子に強い憤りを覚えます。皆さんが今、本当に求めているものは…。

ある避難所では「ちゃんと暖をとっています。」、「昨日まではおにぎりでしたが、今日からはお弁当を頂いています」と避難者にも多少の笑顔がありました。ですが別の避難所では、皆さん「全く足りていません」とカメラに憔悴しきった表情を見せます。

必死に「子供がいます。おむつ、薬品、ミルクをお願いします」と頭を下げる若い父親、「何でもいいので衣類や下着が欲しい」と語る女性、「毛布1枚で震えています」と高齢の男性。人々はマイクに苦しい状況を語り、医師は「薬品が底をつきそうです。何もかも足りない。早く送って下さい!」と訴えています。

この未曽有の事態です。数多くの避難所の間でそうした格差がなぜ生じたのか、などと中央の指揮にケチを付けている場合ではありません。国内の皆さんの力をお借りしたいだけです。どうかお住まいの自治体が行っている支援体制を通じ、避難所の方々が直接受け取れるようなものを寄付してあげて下さい。

今まさに求められているのは、医薬品、おむつ、ミルク、タオル、大人・子供・赤ちゃん用の衣類、下着、靴下、そして食料品だそうです。どうかよろしくお願い致します。
(TechinsightJapan編集部 古瀬悦子)