イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】故マイケル・ジャクソン、やはり闘病に “肌の漂泊剤” モノベンゾン・クリームを併用。

数日前にお伝えしたが、歌手マイケル・ジャクソンが昨年6月25日に心肺停止に陥った直後に、当時の専属医で過失致死罪に問われているコンラッド・マーレー容疑者が、処方薬についての証拠隠滅を図った可能性が指摘されている。これに絡んで、マイケルの死後に自宅から発見された薬品類の詳細が改めて分かった。

捜査当局にマーレー容疑者の “証拠隠滅” 疑惑を報告したのは、当時マイケルのチーフ・ボディ・ガードであったアルベルト・アルヴァレス氏。昨年6月25日の緊急事態発生の時の様子について、“マーレーはCPR(心肺蘇生法)もそこそこに、プロポフォール他薬品のガラス瓶を集めてバッグに詰め込もうと必死であった” という内容である。

マーレー容疑者は証拠隠滅の意図はなく、バッグごと部屋に置いてきたと反論。捜査当局はこの度、マイケルの死から4日後の昨年6月29日に、ロス市警の刑事らが彼の自宅から発見したバッグと多数の薬品類について、改めて内容を明らかにした。

医療器具としては、血圧心拍測定器と点滴用器具一式。そして過度の投与がマイケルの心臓を衰弱させ、死をもたらしたと特定された『プロポフォール』を始めとする処方薬が数種類ずらり。

ガラス製「バイアル」瓶入り注射剤、あるいはボトル入りカプセルや錠剤について、未使用、使用中、空になったものも含め、リドカイン(Lidocain)、プロポフォール(propofol)、ロラゼパム(lorazepam)、ミダゾラム(midazolam)、フルマゼニル(flumazenil)、エフェドリン(Ephedrine)、カフェイン、アスピリン、点滴用塩化ナトリウム液である。

そして、かねてから使用が疑われていた“肌の漂白剤” と呼ばれるモノベンゾン薬、 “Monoquin”のチューブが18本。マイケルは父親の家系由来の尋常性白斑症を20年ほど患っていたが、皮膚科医はこのチューブについて、“病変部分の脱色で地肌の色と境目が出てくることを、マイケルに限らず嫌がる患者は多い。その解決策として、この薬が希望により処方される” と解説している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)