昨年の『HACHI 約束の犬』が大好評、日本のファンをおおいに喜ばせてくれた俳優リチャード・ギアは、もう60歳になっていた。現在は妻で女優のキャリー・ローウェル(49)と、10歳の息子ホーマー君とともに幸せに暮らしているギアだが、かつてハリウッドのゴールデン・カップルと呼ばれたシンディ・クロフォードとの結婚・離婚について、ようやく重い口を開いた。
リチャード・ギアとスーパー・モデルのシンディ・クロフォード。二人が結婚したのは1991年12月のこと。美しすぎる者同士の結婚は当然大変な話題となったが、約3年で関係は破綻。様々な憶測が飛び交い、子供に恵まれなかったことからギアのゲイ説まで飛び出していた。
そんなギアだが、1995年にはローウェルと出会い熱愛。彼女の娘ハンナさんを養女にし、さらに2000年には男児が誕生、2002年11月めでたくローウェルと再婚している。
一方の前妻のシンディ・クロフォードも、現在はリッチな実業家の夫と一男一女に囲まれ、仕事もとても充実している。双方が幸せな今だから語れるのか、ギアはクロフォードとの結婚・離婚について、英紙『デイリー・メール』にこう話している。
「当時僕は42歳でシンディは25歳、あの頃の17歳差というはしんどかったな。でも結婚を強く望んだのは僕だった。彼女を独占したい、他の男に取られたくないという気持ちからね。」
「でも結婚すると、女性には次の目標が生まれる。子供だよ。気ままな独身時代が長かった僕は、赤ちゃんの世話をする生活なんて想像もつかなくて、その覚悟がいつまでも出来なかった。それで次第に…。」
なるほど…。誰にも羨ましがられた色男リチャード・ギアとの結婚、しかし彼は子作りは出来ても、その後の面倒を見ることには逃げ腰な夫であったわけだ。クロフォードが失望感の中で彼との別れを決意したことに、今ようやく納得がいった。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)