故マイケル・ジャクソンが、最も親近感を抱いていたと言われたきょうだいが、妹のジャネット・ジャクソン(43)。彼女が『Harper’s Bazaar』誌最新号の特集インタビューにて、ようやく口を開いた。兄の突然の死から2か月半、その安らな眠りを祈りながらも、ジャネットの頬はいまだに涙で濡れてしまうという。
最愛の兄マイケルについて語るジャネットは、時に「兄は…」と言ったまま床を見つめて黙りこんだり、あるいは涙ぐんだり…。兄の死をなかなか受け入れられず、言葉がスムーズに出てこないと先に詫びてのインタビューとなった。
●最後にマイケルと会った時の様子は?
“私が43歳になる2日前、5月14日に家族で集合したのよ。その時はとても元気だったし、本当に楽しかったわ。”
●どうやって悲しみから乗り越えられたの?
“マイケルの死でずっと家にこもっていたんだけれど、先日本当に久しぶりに3日間ビーチで過ごしてみたわ。また、アトランタでの映画の仕事に戻ったことも良かったと思うの。夢中になれる何かに心が向いて、悲しみを忘れることが出来たわ。私の人生にもちゃんと価値がある、頑張って生きていかないとって思えてきたのよ。”
●マイケルはどんな人柄だったのか。
“彼は笑うことが大好き。一緒にいるととにかく笑いが絶えなくて、もう笑いが止まらないと涙まで出ちゃうのよ。真面目な顔でポロっとおかしなことを言ってみたり、古臭いいギャグで滑ってみたりしてね。マイケルはばかばかしいコメディ・ドラマが大好きで、よくマネして笑い転げていたわ。”
●世界中から愛されたマイケルについて、ファンの皆さんに知ってほしいことは?
“とにかく愛情に溢れていて、ハートがとても温かい人なの。音楽に関してはあの通りパワーがみなぎっているしね。世界中の子供たちのことを、我が子のように思っていたと思うわ。マイケルのお陰で、自分までアメリカ人になったような気がすると言ってくれた人もあったのよ。”
●マイケルの長女パリスちゃんが、追悼式で涙のスピーチを見せたことについて
“あの子は本当に自慢の姪よ。マイケルがいかに素晴らしい父親だったか、あの短いスピーチが全てを物語っている、皆さんそう言ってくれるわ。マイケルの子供たちは、本当に皆頭がいいのよ。しかもパリスは美人よね。彼らはようやく元気を取り戻したわ。イトコたちと賑やかにやっているの。ファミリーが結束するってやはり大切ね。”
●マイケルが残した子供たちの養育について。
“養育権を獲得した母(キャサリンさん)を見ていて、本当に強いなって感心したわ。私も自分がもしも何かを求められることがあったら、しっかりとその役目を果たし、子供たちが精神的なショックや苦悩を抱えているようなら、その時はきちんと受け止め、対処してあげたいと思っているの。”
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)