イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】“50公演なんてムチャだったのよ!” マイケルの母、AEG社を訴える構え。

マイケル・ジャクソンは亡くなる3週間ほど前、「当初10と聞いていたロンドン・カムバック公演がいつの間にか50にも増えた。そんなにたくさんは無理だよ。」と弱音を吐いていたことをこちらでもお伝えしていた。マイケルが薬の量を急激に増やした原因はそのプレッシャーだとし、母キャサリンさんは今、コンサート企画会社の「AEG」を訴える構えを見せている。

違反行為を行った医師らが責任を追及されるのは当然だとしても、強い薬を欲しがり、指示された服用量をマイケルは守らなかった。遅すぎるくらいだと言いたいが、やはり遺族のやるせない怒りはAEG社に向いたようだ。

体力がなく、リハーサルですでに疲れ切っているマイケルが、なぜ鎮静薬類に依存するようになったのか。本人にその意思がないのに、50もの公演を設定されてしまったことへのストレスやプレッシャーを、母キャサリンさんは指摘している。

彼女の弁護士であるバート・レヴィッチ氏もこう語っている。

「彼を間違いだらけの死に至らしめたもの、これについて今あらゆる可能性が浮上しています。訴訟を起こすことについても、最終的な決定はこれからです。マーレイ医師の名ばかりが前面に出ていますが、それは彼が警察による家宅捜索を受けているからでしょう。」

「皆さんもご承知のように、AEG社は彼が亡くなる半年前から、彼や家族の生活にも十分すぎるほどの関与を続けてきました。同社は彼らにだけではなく、マーレイ医師にもお金を支払っていたのです。」

最後の元気な姿とその軌跡を映画化するなど、マイケルが亡くなった今もタップリと儲けることが上手なAEG社。しかし同社の広報担当者は、「根拠もなく可能性だけを頼りに訴訟を起こすなんて適切ではありませんね。」とけん制している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)