イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】G・パルトロウ進む「オノ・ヨーコ化」。夫クリス・マーティンにソロ活動を勧める。

世界中のロック・ファンに愛されている、イギリスのバンド「コールド・プレイ」。順風満帆と思われるこのバンドだが、クリス・マーティン(32)の妻で女優のグウィネス・パルトロウ(36)が、夫に懸命にソロ活動を勧めていると、女性向け総合情報サイト『Betty Confidential』が報じた。

結婚してもうすぐ6年のパルトロウとマーティン夫妻。特に波風も立たないが、ベタベタな雰囲気もなく、一男一女の親としての幸せを大切にして暮らしているといった印象の夫婦である。

音楽が大好きなパルトロウは新婚時代、夫のバンド「コールド・プレイ」で一緒に歌うというアイデアはあるかと度々尋ねられていたが、答えは決まってノーであった。

「バンドで歌ったり、デュエットしたりする妻というと、どうしてもヨーコ・オノのイメージと重なるの。コールド・プレイをダメにするような女にはなりたくないわ。」

またパルトロウは度々告白しているが、夫のバンド活動の話にパルトロウが口をはさむと、必ず夫婦喧嘩に発展してしまうそうだ。バンドは、妻にも干渉されたくないクリスの大切な世界なのであろう。

ところが年月の経過とともに、パルトロウの心境も変化してきたと『Betty Confidential』は報じた。今では夫クリスに、「コールド・プレイ」を脱退し、ソロ活動を考えてみないかと真剣に勧めているというのだ。パルトロウの女友達がこう証言している。

「グウィネスははっきりとクリスに言っているわ。ソロ活動をはじめ、音楽性のワクを広げてみることも大事だとね。彼女は自分のプロジェクトをいろいろ抱え、その忙しさを楽しんでいる。夫にも同じように多角的な活動を勧めたいのよ。」

「彼女がコールド・プレイを嫌いだとか、そういうことではないの。ただソロ・アルバムを出したり、バンドのカラーに縛られずに何かやりたいことがあれば、どんどん挑戦するべきだと考えているのよ。」

バンド・メンバーの妻というのは、なかなか難しい立場にある。発言に気をつけないと、孤立したり問題を起こすことがままあるからだ。パルトロウは知らず知らずの間に、「ビートルズにとってのオノ・ヨーコ」=「コールド・プレイにとってのグウィネス・パルトロウ」と化していたようだ。

「もっともグウィネスのそういう意見に、クリスは怒って耳を貸さないんですって。彼はやっぱりバンド活動が好きみたい。」とその女性は言う。コールド・プレイ・ファンは、とりあえず今のところは安心してよいようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)