writer : ac
「花火の都」として知られているメキシコ州トゥルテペックで今月16~17日、毎年恒例の花火大会が開催された。ところが大会中、上空を飛んでいた航空機がレーザー光の被害に遭った(『ariaestef TikTok「#tultepec #feriainternacionaldelapirotecnia」』より)
大勢の群衆が上空を飛ぶ民間航空機に向けてレーザー光を照射。夜空がいくつもの光線で緑色に染まる様子が撮影され「非常に危険な行為」「あまりにも愚か」といった声が寄せられた(『ariaestef TikTok「#tultepec #feriainternacionaldelapirotecnia」』より)
航空機に対するレーザー光の照射は世界のほとんどの国で禁止されているが、花火大会の会場から無数のレーザー光線が航空機を一斉に照らし、機体が不気味な緑色に輝いているのが見て取れる(『ariaestef TikTok「#tultepec #feriainternacionaldelapirotecnia」』より)
米テキサス州で2023年10月に開催された「F1アメリカ・グランプリ」で撮影用のヘリコプターが打ち上げ花火の直撃を受ける。ヘリコプターはすぐに打ち上げ地点から離れ、無事に飛行を継続していた(『Combat learjet Instagram「It sounds like it hit metal!」』より)
英デヴォン州在住の8歳男児は2019年9月、眼科検診で目に小さな穴が開いていることが判明した。その目に穴を開けたのは、トルコのホテルで売られていたおもちゃのレーザーポインターであった(『Gayle Kelly Hole Facebook「So I’m in utter shock but I’m writing this to raise awareness to all parents.」』より)
イギリスで2020年8月、レーザーポインターを飛行中のヘリコプターに向けて照射した男が逮捕された。裁判官は男に懲役6か月を言い渡していた(『Bradford Telegraph & Argus 「Man jailed for shining laser on police helicopter he thought was UFO」』より)
2018年6月、医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」でギリシャの9歳男児の左目に黄斑円孔が確認されたことが症例として発表された。男児はレーザーポインターで遊んでいたという(『CBS News 「Laser pointer burns hole in young boy’s eye」(NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE)』より)