FIAフォーミュラ1世界選手権第19戦となる「F1アメリカ・グランプリ(Formula 1 Lenovo United States Grand Prix 2023)」の決勝レースが、現地時間10月22日に米テキサス州オースティンの「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」で行われた。この決勝レースの前に行われた国歌斉唱で、撮影用のヘリコプターが打ち上げ花火の直撃を受け、急遽退避する事態となった。米乗り物系ニュースメディア『JALOPNIK』、米スポーツメディア『FanNation』などが報じた。
2012年からアメリカGPの開催地となっている「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」には、決勝レースが行われた22日、43万2000人もの観客が集まった。さらに、1週間前までカリブ海でバケーションを過ごしていたヘンリー王子も観戦に訪れていた。
サーキット場には、離婚騒動の渦中にいるミュージシャンのジョー・ジョナス、テキサス州出身の女子陸上選手シャカリ・リチャードソン、女優のクロエ・グレース・モレッツ、ドリュー・バリモア、テレビ番組司会者のゲイル・キングらの姿も見られたという。
決勝レース前のセレモニーでは、大きなアメリカ国旗を広げたパラシュートが秋晴れの青い空の下を舞い降り、地元オースティン出身の若手カントリー歌手ディラン・ゴセット(Dylan Gossett、24)が国歌斉唱を行った。
サーキット場の中央エリアにそびえる25階の高さの展望タワー「COTA Observation Tower」でディラン・ゴセットがアメリカ国歌を歌い終えたタイミングで、会場内から昼花火が打ち上げられたのだが、この時、国歌斉唱やパラシュートの様子を撮影していたと思われるテレビクルーを乗せたヘリコプターが、