海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】道路に落ちた大量のムクドリ 新年の打ち上げ花火が原因か(伊)

各国で新年を祝うイベントが自粛され、例年よりも静かに迎えた2021年。しかしイタリアのローマでは、個人的に打ち上げ花火を行ったことが原因で大量のムクドリが死んでしまったと動物保護団体が訴えた。打ち上げ花火の禁止令が出ていたのにもかかわらず起こってしまった悲劇に、「花火なんて全部禁止されればいい」という怒りや「本当に花火が原因なの?」と疑問の声があがっている。『Euronews』などが伝えた。

イタリアの首都ローマでは、2020年12月31日から2021年1月6月午前0時まで爆竹、音が出る花火、ロケット花火、そのほかの爆発物の使用を禁止した。さらにローマ市長のヴィルジニア・ラッジさん(Virginia Raggi)は、違反者には最大で500ユーロ(約62,000円)の罰金が科され、花火は没収されることを公表していた。

こうした禁止令が出されたにもかかわらず、個人的に打ち上げ花火を行った者がいたという。花火が打ち上げられた後、街中の道路には鳥の死骸が多数見られ、そのほとんどがムクドリだった。

ローマ・テルミニ駅近くでこの様子を撮影した国際動物保護団体「International Organisation for the Protection of Animals(OIPA)」は、Twitterで惨状をシェアした。

現在ムクドリたちの死因については明らかにされていないものの、同団体は「爆竹や花火は、鳥たちの止まり木の近くで使用されたと考えられます」と推測している。

同団体の代表者ロレダーナ・ディーリョさん(Loredana Diglio)は、

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