小説家でエッセイストの中村うさぎ(66)が、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』に出演し、40代でホストクラブにのめり込み、多額のお金をつぎ込んだ経緯について語った。また、近年問題視されている若年層のホストクラブ通いについても見解を述べた。
10月19日公開の動画「“騙されていると思いながら認めたくない”中村さんにホスト依存の過去をお伺いしました【中村うさぎ】」では、中村うさぎが30代で高級ブランド品を買い漁る生活からホスト通いに至った背景が紹介されている。
新宿二丁目での遊びに飽き始めた中村は、女友達と共に興味本位で歌舞伎町のホストクラブを訪れたのがきっかけだった。売れっ子ホストが不在で、若手ホスト数名が席についたが、その中に中村の好みの美しい青年がいた。彼に一目惚れし、そこからホスト通いが始まった。
中村は「私のホスト依存には前期と後期があるんですよ」と振り返る。最初はそのホストをナンバー1に押し上げたいという応援の気持ちからお金を使い、今でいう「推し活」に近い感覚で楽しんでいた。しかし、次第に経済的な余裕がなくなり「これ以上お金は使えないから」と告げた途端、ホストの態度が急変した。彼女は色恋を仕掛けられ、次第にそのホストに恋愛感情を抱くようになったという。
「恋愛とは、頭がおかしくなるほど誰かに夢中になるもの」と語る中村は、