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writer : flynn

【海外発!Breaking News】思い出の楽器を盗まれたバイオリニスト、2年後にフリマで購入した人から連絡があり“再会”果たす(南ア)

報奨金を用意していることも明記した。しかし、バイオリンの行方は依然として不明なまま、時間が過ぎていった。

2022年7月、盗まれたバイオリンについてSNSで情報提供が呼びかけられ、ペトルス氏が報奨金を用意していることも明記されていた(『Fine Music Radio Inc. Facebook「REWARD FOR STOLEN VIOLIN」』より)

一方、ケープタウン市内に住むベアトリス・ファン・スターデンさん(Beatrice van Staden)とウォーリー・ファン・スターデンさん(Wally van Staden)夫妻は最近、引っ越しのため荷造りをしていたところ、昔購入したバイオリンを見つけた。2人はフリーマーケットやガレッジセール巡りが好きで、1年半ほど前にフリーマーケットで見つけ、1,500ランド(約1万2900円)で購入したバイオリンのことをすっかり忘れていた。そこでベアトリスさんは、このバイオリンをネットで売りに出そうと考え、その価値を調べていたところ、ペトルス氏のバイオリンが盗難に遭ったことを初めて知った。

夫妻は、SNSを通じてペトルス氏に連絡を取ろうと試みたがうまくいかず、最終的には彼の友人を介して、ついに連絡を取ることができた。こうして9月8日、ペトルス氏は大切なバイオリンと“再会”を果たした。ベアトリスさんは「あのバイオリンが彼の一部であることが分かりました。彼にとって非常に大切なものだったんですね」と話している。

なお、ペトルス氏がバイオリンを再び手にした9月8日は、彼の母親の13年目の命日であり、ペトルス氏は「非常に感慨深い瞬間となりました。バイオリンを再び手にした瞬間、非常に感動しました」と語っている。

画像は『The Strad 「Found: 1896 Léon Fischesser violin stolen in Cape Town in 2022」(Photo: Cape Town Philharmonic Orchestra)』『Fine Music Radio Inc. Facebook「REWARD FOR STOLEN VIOLIN」』より
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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