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writer : flynn

【海外発!Breaking News】思い出の楽器を盗まれたバイオリニスト、2年後にフリマで購入した人から連絡があり“再会”果たす(南ア)

南アフリカのあるバイオリニストは2022年、母親から贈られた大切なバイオリンが盗まれ、二度と手に入れることはできないだろうと考えていた。しかし、フリーマーケットで何も知らずにそのバイオリンを購入した夫婦がいたおかげで、バイオリニストは思い出の楽器と“再会”した。南アフリカのニュースメディア『News24』などが報じた。

「ケープタウン・フィルハーモニー管弦楽団」のファースト・バイオリン奏者であるペトルス・デ・ビア氏(Petrus de Beer)は、かけがいのない貴重なバイオリンを大切にしていた。1896年にフランス人バイオリン製作者レオン・フィッシェッサー氏(Léon Fischesser)が手がけたものだった。ペトルス氏のバイオリンの正確な価値は不明だが、レオン氏が製作したバイオリンの最高価格は、2011年3月に売却された1906年製のバイオリンで10,800ポンド(現在のレートで約210万円)だったという。

そのバイオリンは2011年に母から贈られ、その後すぐに母が亡くなり、バイオリンはペトルス氏にとって一層特別な存在となった。しかし2022年7月22日、ペトルス氏がケープタウン市内の駐車場に車を停めていた際に、車のトランクからそのバイオリンが盗まれてしまった。

ペトルス氏は、レコーディング・セッションの後に駐車場に戻ったが、車のトランクが少し開いていることに気づき、中を確認するとバイオリンケースは空で、楽譜がケースから滑り落ちていた。ペトルス氏は駐車場の警備員に確認し、警察にも通報した。さらに、SNSで「このバイオリンに関する情報を持っている方はご連絡ください」と呼びかけ、

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