脚には通常死後6~8時間で始まる死後硬直は見られなかったという。
一方で、瞳孔は反応を示さず、首や耳の後ろが腫れており、病院到着後に行われた検査で、通常は成人の約1.5倍と言われる心拍数が1分間に71回と低いことが分かった。また、全身に酸素が届いているかどうかの基準となる酸素飽和度(正常値は96%以上)が、危険水準の89%を下回る84%にまで低下しており、即時のケアが必要な状態だった。
確認のために、医師は心電図検査を行ったが、心臓の電気的活動を測定することができなかった。キアラちゃんは心停止の状態で、家族は2度目の死亡宣告を受けた。
なお家族は、最初の死亡宣告を受けた時、医師から「死因は嘔吐による窒息である」と伝えられていた。ところが死亡診断書には「脱水症状と腸内細菌感染症によるもの」と別の内容が記載されていたことも明らかになっており、父クリスティアーノ・サントスさん(Cristiano Santos)は、「私たちは娘の死に打ちのめされていました。そして希望の光が差したと思ったら再び、こんな結果になってしまったのです」と肩を震わせて語った。
科学警察は現在、この件について調査を進めており、30日以内には最終的な結果報告をすることを約束したが、今回のニュースには次のような感想が寄せられている。
「なんて悪夢。安らかに眠ってね。」
「同じような話はよく聞く。なぜしっかりとしたチェックをしないのか。」
「またブラジルから。怖い話をよく聞くよね。」
「信じられないほど、心が痛む。この子がかわいそうだし、家族にも支援が必要だろうね。」
「これはたぶん医療ミスだろう。子供はもしかしたら生きていたかもしれないよ。」
ちなみに2020年にはインドネシアで、棺の中の遺体の手指が動く様子をカメラが捉えて注目された。ただこの現象は、腐敗過程の一部であり、「決して珍しいことではない」と伝えられていた。
⏯️ Família percebe que criança era velada viva em Santa Catarina
Criança foi levada do velório ao hospital com sinais de saturação. Porém, morte foi declarada pela segunda vez no mesmo dia
Leia: https://t.co/Hysf0T0SVX pic.twitter.com/VYC39pdXfq
— Metrópoles (@Metropoles) October 20, 2024
画像は『The Irish Sun 「FAMILY AGONY ‘Dead’ baby girl found ALIVE inside coffin at her own funeral – only for family to be hit by double heartbreak」(Credit: Newsflash)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)