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writer : ac

【海外発!Breaking News】就寝中の男性の鼻からゴキブリが侵入、気管内に3日留まり口臭や咳(中国)

右肺下葉の後肺底区に影があることを発見。異物があると確信し、術前に気管支鏡検査を実施した。さらに翌日には局所麻酔による異物の摘出手術を行ったそうで、当時のことを次のように振り返った。

「男性の気管支の中には、羽を持った何かがハッキリと見えました。その異物は痰にまみれていましたが、痰を吸引すると異物の姿が明らかになりました。それは1匹のゴキブリだったのです。」

男性の鼻から侵入したゴキブリ。気管内に留まったことで口臭がひどくなり、黄色い痰を伴った咳が出るようになった(『QQ News 「海南一男子支气管有异物就医,检查发现竟是蟑螂!」(受访者提供)』より)

なおゴキブリは比較的柔らかいうえ、下気道に位置していたため手術は困難で、林医師は3度に分けて摘出した。また、ゴキブリの分泌物がなくなるまで気管内を繰り返し洗浄し、痰を取り除く施術も行っており、男性は口臭が少し残っていたものの咳や黄色い痰が減ったという。

ゴキブリは柔らかく下気道に位置していたため、摘出は難しかったそうだが、林医師は3度に分けて摘出した(『QQ News 「海南一男子支气管有异物就医,检查发现竟是蟑螂!」(受访者提供)』より)

しかしながら痰の検査の結果、患部がヒトや動物の大腸内常在菌であるウェルシュ菌への感染が確認され、薬を5日間服用する必要があった。ただ、その後の回復は順調で、すでに退院し1か月後に経過観察を予定している。

患部がウェルシュ菌に感染していることが判明し、男性は薬を5日間服用したものの、その後の回復は順調ですでに退院している(『QQ News 「海南一男子支气管有异物就医,检查发现竟是蟑螂!」(记者 王洪旭 摄)』より)

男性のケースについて、林医師は「非常に珍しい」と驚愕しながらも、「下気道に異物が詰まっていると思われる場合には、できるだけ早く医師の診察を受けることが大切です」と語った。

ちなみに昨年9月には、南米コロンビアの研修医が女性患者の左耳からゴキブリを取り出す様子を捉えた動画がTikTokに投稿されて注目された。女性は激しい耳の痛みに襲われ、耐えられなくなって病院を訪れたと報じられていた。

画像は『QQ News 「海南一男子支气管有异物就医,检查发现竟是蟑螂!」(记者 王洪旭 摄)(受访者提供)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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