ベトナムの首都ハノイに住む53歳の男性の喉の奥から先月下旬、約6センチのヒルが摘出された。男性は1か月前から喉に異常を感じ始め、声が出なくなったり、唾液に血が混じるなどの症状があらわれたという。ネットメディア『Oddity Central』などが伝えた。
ベトナム、ハノイの国立中央内分泌学病院に先月28日、喉の違和感、声のしゃがれ、首の痛みなどを訴えて53歳の男性が診察に訪れた。
男性は1か月前に手を負傷しており、医師にこう明かしたという。
「約1か月前のこと、ネズミ捕りを扱っている際に手に怪我をした。そこで一握りほどの草を摘んで口に入れ、かみ砕いてペースト状にして傷口に塗った。」
「そして帰宅すると、喉にしこりがあるような感じがして、焼けるような痛みに襲われた。また喉の奥で何かが蠢くような感覚を覚えた。」
男性には呼吸困難や発熱、吐き気などの症状はなかったものの、しゃがれ声になったり、声が出なくなったりすることがあった。そして次第に唾液に血が混じるようになり、鏡で喉の奥を確認したところ、茶色の塊のようなものが蠢いているのが見え、慌てて病院を訪れた。
こうして耳鼻咽喉科のハ・マイン・フー医師(Dr. Ha Manh Hung)が内視鏡検査を行った結果、