この犬の飼い主は窓を開けたまま外出していたそうで、ルブリン県警察本部のスポークスマン、マウゴジャータ・スコブロニスカ氏(Małgorzata Skowrońska)は次のように述べた。
「犬はきっと暴風雨に怯えていて、開いていたアパート2階の窓から飛び降りたのでしょう。そして21歳の女性の真上に落ち、女性は病院に搬送されたのです。」
「事故は非常に深刻なように見えますが、幸いなことに女性の怪我は、命や健康を脅かすようなものではありませんでした。」
なお警察は現在、この犬の飼い主に対し「意図せずに、中程度または軽い健康被害を引き起こした」として捜査を進めているそうで、飼い主が犬を世話する際に十分な注意を払っていなかった責任を問われる可能性があるという。
この事故を受け、スコブロニスカ氏は「今回の件は、アパートで動物を飼う際に安全性を確保することがいかに重要であるかを示しています」と述べ、「ペットは大きな音や雷を怖がるので、外出する時は全ての窓やドアを閉めることを忘れないように」と注意喚起した。
そしてこのニュースには、「犬が上から降ってくるなんてそうあるものではないだろう」「女性が亡くなっていた可能性もあった。飼い主の責任は大きい」「これはトラウマになるね」「とにかく女性が無事で良かった」といったコメントが寄せられた。
ちなみに昨夏には中国で、マンション4階(3階という報道も)の窓から転落した男児を、たまたま通りかかった男性が素手で受け止めて命を救っていた。一方でインドネシアでは今年6月、ジムでランニングマシンを使用していた女性(22)が、開いていた3階の窓から転落し死亡していた。
画像は『TVN24 「Pies wyskoczył z okna i spadł na kobietę. Nagranie」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)