弾丸は人質2人の間をすり抜け、スターリングに命中した。
同保安官事務所によると、スターリングは人質を盾にしていて狙撃範囲が限られていたため、スナイパーは意図的にパソコンのモニターを介して、犯人の額中央を狙撃したという。スターリングは即死だったと言い、狙撃後は一斉に隊員らが犯人と人質のもとへ駆け寄る様子が映っていた。
障害物を貫通し、盾にされた人質のわずかな隙間から犯人を狙撃するのは、非常に高い技術が必要だ。同保安官事務所の広報担当者であるトッド・オルマー中尉(Todd Olmer)によると、特殊部隊のスナイパーは日常的に、障害物越しに射撃する訓練を行っているため、今回のような正確な狙撃が実現したという。
このニュースを見た人々からは、「弾道が変わらないのがすごい」「このスナイパーは称賛に値する」「素晴らしい仕事ぶりだ」「相当訓練を積んでいるね」「これこそが犯罪者への正しい対応だよ」といった多数のコメントが寄せられた。
ちなみに2021年10月には米アリゾナ州で、客としてコンビニにいた元海兵隊員が強盗犯を一瞬で捕獲しており、その瞬間を捉えた映像が公開されると「本物のヒーロー」という声があがっていた。
画像は『FOX 35 Orlando 「Florida sniper saves hostages by shooting alleged bank robber through computer monitor: VIDEO」(Lee County Sheriff’s Office)』『ABC15 Arizona 「Marine veteran disarms robber: “The situation had to be dealt with”」』『ABC7 「West Covina officer details moment he realized he had walked in on armed robbery」(KABC)』『Sky News Australia 「Tradie and his father hailed as heroes after tackling knife-wielding man allegedly threatening Dubbo shoppers」(Picture: Supplied)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)