今月22日、銀行強盗が犯行直後に逮捕されたという驚きのニュースがアメリカより届いた。銀行の受付で現金を奪った男が振り返ると、そこには偶然にも仕事中の私服警官がいたのだ。あまりのタイミングの悪さに、男は抵抗することなく捕まえられたという。『WSYX ABC 6』などが報じた。
事件が発生したのは今月22日午後1時、米オハイオ州コロンバスのクリントンビルにある銀行「Huntington Bank」での出来事だった。
強盗を企んだロバート・チットウッド(Robert Chitwood、29)は、受付にいた銀行員に武器を持っていることをほのめかしながら金銭を要求した。身の危険を感じた銀行員が現金を手渡すと、ロバートは受け取ってその場を去ろうとした。
しかしその時、1人の男性がロバートに「警察だ」と声をかけたのだ。この男性はコロンバス警察の私服警官で、偶然にも仕事絡みでこの銀行を訪れていたという。
まさか警察官立ち合いのもとで銀行強盗を働いてしまうとは思いもしなかったロバートは、すぐに持っていた現金を投げ捨て床に伏せて降伏したそうだ。
ロバートを逮捕した私服警官は当時の状況について、