「チャールズ国王は『ウォレスとグルミット』の大ファンだから、RSPCAが保証する農場の恐ろしい光景に目を向けてもらうのに、これ以上の方法はないと思った」と述べ、こう続けた。
「我々は、国王がこのことを面白がってくれることを望んでいる。そして国王が、RSPCAが推奨している農場全体のひどい苦しみと関わりたいのかどうか、真剣に考え直すよう呼びかけている。」
そして、「国王は、英国の農場における動物の苦しみに敏感であることを明らかにしている。今こそ彼が歩み寄り、RSPCAに『Assured Scheme』を中止し、畜産について真実を語るよう求める絶好の機会だ」と付け加えた。
なお国王の肖像画は、パースペクス(透明な熱可塑性アクリル樹脂)で保護されているため、絵画自体に損傷はなかったとみられる。
チャールズ国王が即位後初めて描かれた肖像画は、英国人アーティストのジョナサン・ヨー氏によるものだ。2021年6月から2023年11月にかけて制作され、今年5月14日にバッキンガム宮殿でお披露目された。
しかし肖像画全体が赤色で覆われていたことから、SNSでは「地獄にいるよう」「これまでで最悪の肖像画」と困惑する声が続出していた。
‼️BREAKING: No Cheese Gromit! King Charles Portrait Redecorated‼️ @RoyalFamily
‼️Find out why King Charles, Patron of the RSPCA should ask them to drop the Assured Scheme -> https://t.co/pTneW0QCWf 👈 pic.twitter.com/jYLHFuxtHB
— Animal Rising (@AnimalRising) June 11, 2024
画像は『The Royal Family Instagram「It was a privilege and pleasure to have been commissioned by The Drapers’ Company to paint this portrait of His Majesty The King, the first to be unveiled since his Coronation.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)