イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】故ダイアナ妃の弟、幼少期に姉と受けた虐待経験を告白「お互いの頭をぶつけられた」

「私達がいたずらをしたことを見つけると、父の知らない所でお互いの頭をゴツンとぶつけ合わせたのです」と虐待されたことを明かし、こう続けた。

「あれは、軽い叱責などではありませんでした。バリバリと割れて砕けるような音がしたのです。今でも覚えています。」

さらに彼は、他の姉達の面倒を見ていたナニーについて、「姉達に罰として下剤を飲ませていました。両親は、なぜ娘達の体調が絶えず悪くなるのか、全く意味が分からなかったのです」と語った。

チャールズ氏は、子育てをナニーに任せた両親を「責めていない」と言い、「彼らはベストを尽くしました。98%の親と同じようにです」と述べた。しかし、こういった酷い扱いについては「一部の貴族家庭における、親子間の断絶を浮き彫りにするもの」と懸念を示した。

1967年頃、幼少期のチャールズ氏とダイアナ妃、母フランセスさん。両親は子育てのほとんどをナニーに任せていたという(『Charles Spencer Instagram「My mother, Diana and I, in c. 1967.」』より)

チャールズ氏が記した回顧録『A Very Private School』では、彼が寄宿学校で受けた身体的・性的虐待について赤裸々に綴っている。

それらは、女性職員が寮でチャールズ氏とほかの少年達を手なずけて性的虐待を加えたことや、当時の校長ジョン・ポーチ氏から「残忍な殴打」を加えられたと主張する衝撃的な内容だ。

チャールズ氏によると、女性職員からの性的虐待は彼がわずか11歳の時に始まったそうだ。その後は学校を去ることを考えたり、自傷行為に及んだが、当時は同校の「最大の暗黙のルール」が「口外禁止」だったことから、虐待については誰にも打ち明けなかったという。

その女性職員による「変態的な行為」の犠牲になったチャールズ氏は、12歳の時にイタリア人の風俗嬢に童貞を奪われてしまったと告白している。

チャールズ氏は、子どもへの有害な暴力について「どのような家庭に生まれたとしても影響を及ぼす」と語り、「虐待の被害者は声を上げなければならない」と断固として主張した。

画像は『Charles Spencer Instagram「It’s been five years in the pipeline,」「I’m not sure I’m being entirely helpful, in this family shot from 1966,」「My mother, Diana and I, in c. 1967.」「Before and during my interview on A Very Private School with @bbclaurak」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

英BBCの番組でローラ・クーンズバーグのインタビューを受けるチャールズ氏。幼い頃、姉ダイアナ妃とともにナニーから虐待を受けた経験を明かした(『Charles Spencer Instagram「Before and during my interview on A Very Private School with @bbclaurak」』より)

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