デンマーク王国のマルグレーテ女王(83)が退位を発表した翌日、アマリエンボー宮殿で新年の晩餐会が開催された。宮殿前に王室メンバーが到着する中、新たな国王と王妃に即位するフレデリック皇太子(55)と妻メアリー皇太子妃(51)に注目が集まった。メアリー皇太子妃はベルベットのドレスを纏い、皇帝ナポレオンの戴冠式のために作られた歴史あるティアラを着用していた。この姿に、王室ファンからは「美しくて堂々としている」「凛として綺麗」などと絶賛の声があがった。
デンマーク王国の女王マルグレーテ2世は、現地時間12月31日に放送された恒例のテレビ演説で王位からの退位を表明した。
女王は即位52周年にあたる1月14日に正式に退位し、長男のフレデリック皇太子が国王に即位する。これに伴い皇太子の妻でオーストラリア、タスマニア島出身のメアリー皇太子妃は王妃となる。
女王の発表から一夜明けた現地時間1月1日、デンマークの首都コペンハーゲンにあるアマリエンボー宮殿で恒例の新年の晩餐会が開催された。
王宮内にあるクリスチャン7世宮殿には、マルグレーテ女王をはじめ、フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃、女王の次男ヨアキム王子と妻マリー妃、女王の妹ベネディクテ王女らが集まった。
車両から降り立ったマルグレーテ女王は、ふわりとした真っ赤なドレスにグレーのコートを羽織っていた。髪はエレガントなアップスタイルにまとめ、18個のパールを配したティアラを着けていた。このティアラは、女王が着用したパールのドロップイヤリングとダイヤモンドのネックレスを含む、パリュール(ジュエリーセット)の一部だ。
そして王室ファンの間では、もうすぐデンマークの王妃となるメアリー皇太子妃に大きな注目が集まった。
フレデリック皇太子とともに到着したメアリー皇太子妃は、