英王室の毎年の恒例行事であるサンドリンガムのクリスマス礼拝で、アンドルー王子(63)の元妻セーラ・ファーガソンさん(64)の姿が目撃された。セーラさんがサンドリンガムの行進に参加するのは1991年以来、32年ぶりだった。現地メディアによると、生前のエディンバラ公フィリップ王配はスキャンダルが発覚したセーラさんの出席を禁じていたが、新たに君主となったチャールズ国王の思いやりにより、再び参加することが許されたという。
クリスマスを迎えた現地時間25日午前、英ノーフォーク州サンドリンガムにあるセント・メアリー・マグダレン教会のクリスマス礼拝へ向かうため、王室メンバーが恒例の行進を行った。
英王室メンバーは毎年、君主が所有するサンドリンガムの邸宅に集まり、親族でクリスマスを祝福するのが恒例だ。今回は2022年にエリザベス女王が崩御後、君主として即位したチャールズ国王が主催する2年目の集いとなった。
今年も教会に続く沿道には、王室メンバーを一目見ようと多くの人々が朝早くから集まった。するとチャールズ国王夫妻やウィリアム皇太子一家らの後に続き、アンドルー王子と元妻セーラ・ファーガソンさんが登場したのだ。
チャールズ国王の弟アンドルー王子は、スキャンダル後に王室公務から退いたものの、サンドリンガムの集いには毎年参加している。
しかしセーラさんは1991年を最後に、30年以上クリスマスの集いに参加していなかった。
セーラさんは1992年3月にアンドルー王子と別居し、