英バークシャー州にあるキャサリン皇太子妃の実家周辺に、ミドルトン家に対する嫌がらせのポスターが貼られているという。皇太子妃の両親は今年初めに経営していた事業が負債を抱え、倒産する直前に売却した。そのため取引先が激怒し、残った負債を自腹で支払うように要求する声もあがっているそうだ。
今年5月18日、キャサリン皇太子妃(41)の父マイケル・ミドルトンさん(74)と母キャロル・ミドルトンさん(68)が経営するパーティグッズの販売会社「Party Pieces(パーティ・ピーシズ)」は経営破綻を回避できず、事業が売却された。
当時、英メディア『Sky』が報じたところによると、同社は起業家のジェームズ・シンクレア氏によって買収された。売却は、管理人が正式に任命される前に事業の売却に合意する「プレパッケージ型会社管理(Pre pack administration)」という特別な会社管理プロセスで行われた。
そして6月、「パーティ・ピーシズ」は260万ポンド(約4億7千万円)相当の負債を抱えたまま経営破綻した。英メディア『Daily Mail Online』は、債権者が負債額を取り戻す可能性について「極めて低い」と伝えており、ある実業家は同社から「裏切られた」と怒りを露わにしていた。
ミドルトン夫妻はその後も負債額を返済していないことから、さらに取引先の怒りを買ってしまったようだ。
英メディア『The Sun』が現地時間14日に伝えたところによると、夫妻の邸宅がある英バークシャー州のバックルベリー村や、隣接するヤッテンドン村には嫌がらせのポスターが貼られ、地元住民を唖然とさせているという。
村周辺の街頭や木々には悪意あるメッセージを記したポスターが貼られており、