奇跡の確率で1粒の真珠を手にしたカップルが、その真珠を用いて婚約指輪を作り、話題を呼んでいる。真珠はレストランで食べていた貝の中に見つけたそうで、専門家も「キレイな形の真珠が見つかるのは、約100万分の1の確率です」と驚いているという。米ニュースメディア『NBC 10 WJAR』などが伝えている。
米ロードアイランド州ウェスタリー在住のサンドラ・サンディ・シコルスキさん(Sandra “Sandy” Sikorski)とケン・スタインカンプさん(Ken Steinkamp)は、地元のレストラン「The Bridge Restaurant and Raw Bar」の常連客だ。4年前から同レストランに通っているサンディさんは「私たちはよく、二枚貝を食べにきています。大皿に盛られて出てくるこの貝の身は大きく、西洋ワサビが効いていて大好きなんです」と話す。
2021年12月、自身のきょうだい夫婦とともに同レストランを訪れたサンディさんは、長年通ってきたレストランで奇跡の体験をすることになった。ホンビノス貝を注文し、皆で食事を楽しんでいたところ、貝が残り1つとなった。一緒に来ていたケンさんは「さあサンディ、君はこの貝が大好きなんだから、最後の1つを食べて」とサンディさんに勧めた。
喜んで最後の1つを口にしたサンディさんは、柔らかい貝の身の中に、丸くて硬い何かを感じた。「『何これ?』と思って手のひらに吐き出すと、それを見た義理の姉妹が『これは歯かしら?』と言っていました」とサンディさんは当時を振り返った。歯が抜けてしまったと思ったサンディさんだったが、