2年間で約80キロの減量に成功した女性が、TikTokでありのままの姿を晒して多くの人をインスパイアしている。ところがヘイターたちは、女性の垂れた腹部の皮膚に「マントのような飛膜を持つムササビのようだ」「恥ずかしい」といった声をあげており、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えて話題となっている。
米ペンシルベニア州ウィルクスバリに住む1児の母キンバリー・ネストリックさん(Kimberly Nestorick、27)は今から2年前、娘エヴァリンちゃん(Evelyn、4)のためにダイエットに挑戦し、これまでに約80キロの減量に成功した。
身長約152センチ(5フィート)のキンバリーさんは、物心ついた頃からずっと肥満体型で、エヴァリンちゃんを出産後に体重が約45キロ(100ポンド)増え、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの際にはファストフードのテイクアウトにはまってしまった。
キンバリーさんは当時のことをこう振り返る。
「常にテイクアウトをしていて、朝食に前日の残りのから揚げを食べることもあったの。中華料理とチキンウィングのどちらにするか迷い、結局両方を注文して食べたこともあったし、ホイップクリームがたっぷり載った高カロリーのドリンクも飲んでいた。そんな生活を続けているうち、体重が約139キロ(308ポンド)に達してしまったの。」
そんなキンバリーさんが生活を変えるきっかけとなったのは、遊園地にエヴァリンちゃんと行った時で、アトラクションの乗り物のベルトを締めることができず、一緒に楽しむことができなかった。屈辱感でキンバリーさんは「泣いてしまった」と明かしており、さらにその日に娘と一緒に撮った記念写真を見返していて、衝撃を受けた。
「写真の中の自分が認識できず、見ていて気分が悪くなったの。自分がシングルマザーということもあり、娘のためにも痩せなくてはと思ったのよ」と語るキンバリーさん。その後はファストフードを食べることを止めて自炊し、野菜中心の食事に切り替えて、ジムに週4回通ったそうだ。
そして2年間で約139キロから約79キロの減量に成功し、