海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】バリ島の路上で保護されたハイエナのような犬、今では被毛がフサフサに(カナダ)<動画あり>

同動物保護団体はヒラリーの新しい家族を見つけることにした。その結果、ヒラリーはカナダのブリティッシュコロンビア州に住むジャンシス・オマラさん(Jancis O’Mara)一家に引き取られることが決まった。

ヒラリーの飼い主になったジャンシスさんは、パンデミックの最中に飼っていた犬を亡くして悲しみに暮れていたそうだ。ジャンシスさんは『The Dodo』のインタビューに応じ、次のように語っている。

「悲しみから立ち直るには、犬を飼うしかないと思ったのです。数か月間は毎日のように犬を探していましたが、娘の友人を通じて『Mission Paws’ible』のことを知り、ヒラリーについてプルーさんに相談したのです。ヒラリーはかなり面白い姿をしていましたが、とても可愛い犬だと感じました。」

ジャンシスさん一家は2020年10月31日にバリ島からヒラリーを迎え入れ、“ティリー(Tilly)”と改名してたっぷりと愛情を注いだ。その後、ティリーの被毛は見違えるほどフサフサになった。

バリ島で過酷な状況を生きてきた“ヒラリー”は、カナダの一家に引き取られることに。名前が新たに“ティリー”になり、被毛は見違えるほどフサフサになった(画像は『Mission Pawsible 2021年12月25日付Instagram「DO YOU REMEMBER HILARY SWANK’Y?」』のスクリーンショット)

ジャンシスさんから送られたティリーの動画を見て、プルーさんは「カナダの涼しい気候により、本来生える冬毛が伸びてきたようです」と語っている。ジャンシスさんによると、ティリーは“カブキ(Kabuki)”という名前の先住猫と仲良く遊んでいるそうで、このように明かした。

「ティリーはとっても良い子で、私の人生に大きな変化をもたらしてくれました。それにこの子はとても美しく、今では被毛の長さが5インチ(12.7センチ)ほどもあるんですよ!」

ちなみに2019年11月にはアメリカで、自己免疫疾患により剥き出しの赤い皮膚が痛々しく独特の鼻と歯を持つ捨て犬が保護された。この犬は保護センターで、スタッフや獣医らから愛情いっぱいのケアを受けていた。

画像は『The Dodo 2022年5月20日付Instagram「You’ll never guess what this stray pup rescued by @missionpawsible looks like now」』『Mission Pawsible 2021年12月25日付Instagram「DO YOU REMEMBER HILARY SWANK’Y?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

カナダに住むジャンシスさん一家に引き取られた“ティリー”。保護時の“ヒラリー”だった頃の面影はどこにもないほどだ(画像は『The Dodo 2022年5月20日付Instagram「You’ll never guess what this stray pup rescued by @missionpawsible looks like now」』のスクリーンショット)

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