イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ウィリアム皇太子、ホームレス救済のための新プロジェクト始動「すべての人が安心できる家を持つべき」

現地を視察するという弾丸ツアーを行った。

まず26日午前に、ロンドン南部ランベス地区にある施設「モザイク・クラブハウス」を訪問した。この施設では、地域に住む精神疾患を抱える人々の支援などが行われている。

現地では、雑誌『ビッグイシュー』を販売するホームレスのデイヴ・マーティンさんと再会する場面もあった。皇太子は昨年6月、バッキンガム宮殿の近くにある路上でデイヴさんと一緒にお忍びで同誌を売っていた

デイヴ・マーティンさんに再会したウィリアム皇太子。昨年6月、皇太子はロンドンの街角で『ビッグイシュー』を販売するデイヴさんを手伝っていた(画像は『Homewards 2023年6月26日付Instagram「Thanks for having us today Lambeth to celebrate the launch of Homewards Lambeth!」』のスクリーンショット)

続いて午後には、イングランド南西部ドーセット州の海辺の街ボーンマスに移動し、現地の慈善団体「フェイスワークス(Faithworks)」の木工ワークショップを訪れた。同団体はドーセットの都市部で孤独や食糧難、ホームレスといったあらゆる問題を終わらせることを目的に、実践的なプロジェクトを運営している。

ボーンマスの慈善団体「フェイスワークス」を訪問したウィリアム皇太子。木工ワークショップでスタッフと対面した(画像は『Homewards 2023年6月26日付Instagram「Great to have kicked off our work with Bournemouth, Christchurch & Poole today.」』のスクリーンショット)

そしてこの後にはウェールズの都市ニューポートに向かい、地元のメインディー小学校(Maindee Primary School)を訪れた。現地では英女性グループ「スパイス・ガールズ」のメンバーだったジェリ・ホーナー(旧姓ハリウェル)と合流し、児童達と交流した。

ジェリは同プロジェクトを推奨しており、この日はウィリアム皇太子と共に、教育施設が早い段階で介入することでホームレス状態を防ぎ、子供達とその家族を支援する方法について学んだ。

ウィリアム皇太子は、ホームレスの数を減らすことに成功したフィンランドからのインスピレーションを得て、新たなプロジェクトを設立する決意をしたという。

皇太子はプロジェクトに対する思いについて、「近代的で進歩的な社会では、すべての人が安全で安心できる家を持ち、尊厳をもって扱われ、必要な支援を受けるべきです」と述べ、さらにこう加えている。

「私は幸運にも、このセクターの人々や組織のたゆまぬ努力、彼らの努力がもたらす具体的な影響を直接目にする機会を得てきました。地域社会がホームレスの管理ではなく、予防に焦点を当てることができた時に、何ができるかを目の当たりにしたのです。」

画像は『Homewards 2023年6月26日付Instagram「We spent the afternoon celebrating the community of Newport!」「Thanks for having us today Lambeth to celebrate the launch of Homewards Lambeth!」「Great to have kicked off our work with Bournemouth, Christchurch & Poole today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

ウェールズのニューポートにあるメインディー小学校を訪れたウィリアム皇太子。ジェリ・ホーナーと一緒に児童達と交流した(画像は『Homewards 2023年6月26日付Instagram「We spent the afternoon celebrating the community of Newport!」』のスクリーンショット)

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