英ロンドンの美術館で371年前の絵画を鑑賞していた親子が、作品の中に描かれた靴にナイキのロゴに似た模様があることを発見し話題を呼んでいる。ナイキが誕生したのはこの絵画が描かれた後のことなので、もちろん本当にナイキの靴が描かれていたわけではない。ネット上でこの画像がシェアされると、「タイムトラベラーがいるのでは?」という声があがったようだ。英ニュースメディア『Metro』などが伝えている。
驚きの発見をしたのは、英ロンドンにある美術館「ナショナル・ギャラリー(The National Gallery)」を訪れていたフィオナ・フォスケットさん(Fiona Foskett、57)と、娘のホリーさん(Holly、23)だ。最初に気付いたのはフィオナさんで、展示品を鑑賞している時に「『待って。この肖像画の少年が履いているのって、ナイキの靴じゃない?』と娘に言ったんです」と当時を振り返る。
2人が見ていた作品は、1652年にオランダの画家フェルディナント・ボル(Ferdinand Bol)が描いた、フェルディナントの妻のはとこであるフレデリック・スルイスケン(Frederick Sluysken、8)の肖像画だ。テーブルのそばでポージングする少年の姿が描かれているが、その左足にはナイキのロゴにソックリなマークの入った靴が描写されていたのだ。
ナイキは1964年に設立されており、この絵が描かれた当時に存在するはずはないため、