科学が好きなうえ、両親ともに産婦人科医だったことが大きな決め手になったそうだ。
そして同じ高校を卒業した3人は、揃ってマサチューセッツ州ボストンの大学に進学したが、研修先は3人とも別の州で、当初は同じ職場で働くことは考えていなかったという。
しかし研修医として働き始めたばかりの2013年、父ロバートさん(Robert)が交通事故で急死し、家族が一緒にいることの大切さを考えたそうだ。ロバートさんは3人が小学生の時にジャネットさんと離婚し、マイアミで産婦人科医として活躍していた。
そして2017年、3人は母が経営するNAWHで産婦人科医として働き始め、昨年にはSNSで婦人科のみの経営に切り替えること、ジャネットさんが2000年に設立した臨床研究部にさらに力を入れていくことを明かしていた。
ちなみに3人ともベデルという苗字のため、NAWHではドクター・ヴィッキー、ドクター・サラ、ドクター・ジョアンナと呼ばれているそうだ。ジャネットさんは3人の娘が同じキャリアを選んだことについて、次のように語っている。
「娘に医師になることを強要したことはないの。ただ『自分のことに責任を持ち、人への気遣いを忘れないこと、そして勉学に集中するように』と常に教えてきたわ。」
「娘たちと一緒に働けるなんて考えもしなかったけど、これで夢が叶った気持ちよ。私は最も幸運な母親の一人だと思うわ!」
一方で3人の娘たちはというと、競争するのではなく常にお互いを励まし合いながら勉強し、つらい時期を乗り越えてきたそうで、職場はとても楽しいという。またチームワークも最高とのことで、ジョアンナさんは「家族がチームの一員であること、そして信頼できるチームの中で働けることは本当に素晴らしいことよ!」と嬉しそうに明かした。
なおヴィッキーさんは5月12日の時点で妊娠35週で、いつ赤ちゃんが誕生してもおかしくない状態だが、赤ちゃんを取り上げるのは家族以外の医師に任せているそうで「姉妹には医師としてではなく、姉妹、または叔母としてかかわって欲しい」と述べている。またジョアンナさんもすでに子育て中で、赤ちゃんを取り上げたのは家族以外の医師だったという。
画像は『Joanna, Sarah, Vicky Bedell MD 2019年9月20日付Instagram「If it’s Friday, you can usually find us in the OR!」、2019年11月19日付Instagram「It was World Prematurity Day yesterday!」、2020年2月28日付Instagram「Last #tbt of February already!」、2019年10月15日付Instagram「October 15th will forever be a tough day for us.」、2020年4月12日付Instagram「A day late but Happy National Siblings Day!」、2019年9月17日付Instagram「We wanted to highlight the OG of it all!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)