インド西部マハーラーシュトラ州プネー地区で5月15日深夜、ヒョウが外で寝ていた飼い犬を襲撃した。同地区周辺では最近、ヒョウによる家畜や人間への襲撃が相次いでおり、住民の間では不安が広がっているという。監視カメラが捉えたショッキングな映像とともにインドのネットメディア『Times of India』などが伝えた。
マハーラーシュトラ州プネー地区で15日午前2時20分過ぎ、外で寝ていた飼い犬がヒョウに襲われた。犬のすぐそばでは男性が寝ていたが無事で、当時の映像は地元の動物保護施設「RESQ Charitable Trust」の創設者ネハ・パンチャマイヤさん(Neha Panchamiya)が17日、Twitterでシェアして拡散した。
動画では、吹きさらしの車庫に置かれた簡易ベッドで寝ているスダカーさん(Sudhakar)と、その近くのドラム缶そばで体を丸めて眠る白っぽい犬が見て取れる。
そしてしばらくすると、ヒョウが画面左手のトラックの合間から姿を現し、犬の様子をうかがっている。ヒョウはゆっくりと慎重に犬に近づき、そばまで来ると突然、犬の首に噛みついた。姿を見せてから50秒過ぎのことだった。
この襲撃に犬は体をよじらせて抵抗するが、ヒョウがいったんくわえた獲物を放すはずもなく、犬を振り回すようにして向きを変え、