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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】プライベートジェットで愛犬と国外へ引っ越し 航空会社を利用するより60万円以上の節約に(米)

英ロンドンに住む夫婦が今年1月、仕事の都合で米ニューヨークへ引っ越すことになった。2匹の愛犬を一緒に連れて行くため航空会社に問い合わせると、少なくとも1万2000ポンド(約199万円)を支払う必要があると判明した。高額な費用に頭を悩ませた夫婦が代替手段を調べると、プライベートジェットを使った方が安上がりになることに気付き、最終的に60万円以上も節約することができたという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

英ロンドンのバラム地区に住んでいたマディ・ヤングさん(Maddie Young、31)は今年1月、夫のスティーブン・ウィットワースさん(Stephen Whitworth、32)の仕事の都合で米ニューヨーク州ブルックリンへ引っ越すことになった。その際、愛犬のパグ“バイオレット(Violet、12)”とゴールデン・レトリバー“オリーブ(Olive、1)”を一緒に連れていく方法を探していたところ、航空会社に犬を預ける場合は1匹あたり6000~1万2000ポンド(約99~199万円)の費用がかかることが分かった。

パグやフレンチブルドッグなどの短頭種(鼻の長さが短い犬)は呼吸器の問題を起こしやすいことで知られており、過去には航空会社に預けられた短頭種が亡くなってしまうケースも発生している。こうした背景から多くの航空会社が短頭種の預かりを禁止しているか、何らかの制限を設けているため、見積もりが高額になってしまった可能性も考えられる。2匹を一緒に預けると少なくとも1万2000ポンドの出費が発生することになり、他の引っ越し費用を考慮するとこの金額を支払うことは難しかったマディさんが、代替手段はないかとインターネットで検索をしてみると、犬のために複数人でプライベートジェットを手配して費用を分担するFacebookグループが見つかった。

これしかないと考え、グループに参加することに決めたマディさんたちは1万ポンド(約166万円)を支払った。通常、犬を航空会社に預ける場合は小さなケージに入れられて貨物室に置かれるため、犬にとってもストレスフルな環境となる。またバイオレットは12歳と高齢で長時間こうした環境に置くのは不安があったため、

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