新しい居場所を見つけるためSNSの力を借りることにした。ジェスさんはFacebookでこのように綴っている。
「4本の脚を持つ若い鶏を飼っています。この子を引き取って愛情を込めて世話をしてくれる方はいませんか? この子は仲間に背骨をつつかれてケガをしており、このようなことに詳しい人に引き取ってもらわなければ長くは生きられないと思います。」
4本脚の鶏は特別なケアを必要とするため、新しい飼い主が見つかるか定かではなかったが、地元の野生動物保護員であるオリーヴ・ニーダムさん(Olive Needham)が引き取り先として名乗り出てくれた。オリーヴさんはこの鶏の状態を見て「手術が必要になるかもしれない」と考えているという。
ちなみに鶏の多肢症は過去にも報告があり、2020年には中国でお尻から2本の脚が生えた鶏の姿を捉えた動画が話題を呼んでいた。また鶏に限らず他の生き物でも多肢症が確認されており、2021年2月にはアメリカで6本脚と2本の尻尾を持って生まれた子犬が、母犬に育児放棄されてしまったというケースに注目が集まっていた。
画像は『LatestLY 2023年4月4日付「Rare Four-Legged Chicken Born at Australian Farm, Shifted To New Home After Getting ‘Bullied’ by Other Birds」(Representational Image; Photo Credit: Pixabay)』『9News 2023年4月4日付「This chicken has four legs. Queensland owner says bird ‘bullied’ by others」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)