キャサリン皇太子妃が英ウェールズ地方を訪問中、群衆の中にいた赤ちゃんにバッグを奪われるという出来事があった。母親に抱かれていた男児は皇太子妃のバッグが気に入ったようで、なかなか手放そうとしなかったのだ。この様子を見た皇太子妃は大笑いし、男児にバッグを持たせたまま公務を続けるという寛容な姿勢を見せた。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、現地時間27日に2日間にわたる英ウェールズ地方への公式訪問を開始した。初日にはミッド・ウェールズとサウス・ウェールズの地域社会の安全を守るために活動する「セントラル・ビーコンズ山岳救助隊(Central Beacons Mountain Rescue Team)」を訪問し、岩壁を懸垂下降するアブセイリングや救助訓練に参加した。
2日目の28日には、サウス・ウェールズにあるアベルヴァン村を訪れた。夫妻は集まった群衆から温かな歓迎を受け、人々としばらく交流した。
するとその時、母親に抱かれていた1歳の男児が、キャサリン皇太子妃が持っていた675ポンド(約11万5千円)のハンドバッグに興味を持ったのだ。
英メディア『Express.co.uk』によると、母親のルーシー・ウィリアムズさんに抱かれていたダニエルくんは、キャサリン皇太子妃が挨拶するために近づくと、彼女が持っていた「マルベリー」の黒いハンドバッグを奪ってしまったのだ。しかもバッグがとても気に入ったようで、なかなか手放そうとしなかったという。
『ITV Wales News』の公式Twitterが公開した動画によると、黄色いジャケットを着たダニエルくんは、バッグを両手に持って顔に当てるなど、