ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、英ウィンザーで開催した近衛歩兵連隊ウェルシュガーズ(Welsh Guards)のパレードに出席した。ウェールズ地方の祝祭「聖デイヴィッドの日」を記念する式典では、昨年ウェルシュガーズの大佐に就任したウィリアム皇太子が初めてのスピーチを行った。キャサリン皇太子妃はウェールズの国旗に敬意を表した、真っ赤なロングコートを纏って登場した。
現地時間1日、英ウィンザーのコンバーミア兵舎で、第1大隊ウェルシュガーズ(Welsh Guards)による「聖デイヴィッドの日(St. David’s Day)」を記念するパレードが開催された。
聖デイヴィッドの日とは、英ウェールズ地方の守護聖人である聖デイヴィッド(St.David)の命日を記念する祝祭だ。毎年ウェールズではパレードやコンサートなどが開催され、人々はウェールズの国花であるラッパ水仙の花や、西洋ネギの飾りを身につけて祝うのが伝統だ。西洋ネギは聖デイヴィッドのシンボルでもある。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は前日の2月28日にサウス・ウェールズを公式訪問したものの、「聖デイヴィッドの日」当日はウィンザーで開催したパレードに出席したのである。
皇太子は昨年12月にチャールズ国王の後を引き継ぎ、近衛歩兵連隊ウェルシュガーズ(Welsh Guards)の大佐の称号を継承したが、同連隊のもとを訪れるのは今回が初めてだ。
現地メディアによると、