米ラッパーのリル・ナズ・X(23)が、自分に似ていると思った女性の写真を自身のTwitterで共有し「美容整形術に成功した」とジョークを記した。すると多くのフォロワーから「トランスジェンダーを馬鹿にしている」と非難が殺到。するとリルは「自分に似ていると思っただけだ」と逆ギレしたため、さらに批判を浴びてしまった。リルはこの後に投稿を削除し、新たな投稿で正式に謝罪の意を述べた。
リル・ナズ・Xは、2019年に開催したゲイ・プライド月間の最終日となる現地時間6月30日に、自身のTwitterを通してゲイであることをカミングアウトした。
2021年9月には、米誌『People』で妊娠中のような大きなお腹を抱えた“マタニティフォト”を公開し、デビューアルバムがもうすぐ“誕生”することを告知。それから約2週間後には自身のSNSで「陣痛が始まった」と題した動画を公開し、大きなお腹を抱えたリルが「生まれる! 赤ちゃんが生まれそうなんだ」と苦しそうにしている姿を伝えた。
その数時間後には「リル・ナズ・Xが出産(LIL NAS X GIVES BIRTH)」と題した動画で、リルが病院でデビューアルバムを“出産”する様子を披露した。
リルはこれまでに人間の血液を入れた“悪魔の靴”を666足で限定販売したり、ステージやレッドカーペットでジャンルに捕らわれないファッションを披露するなどして、大きな話題を振りまいてきた。
そんなリルが自身のTwitterである女性をジョークにする投稿をしたことで大炎上し、後日トランスジェンダーのコミュニティに謝罪することになったのだ。
批判のもととなったのは、