イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、英国の住居から退去を命じた父チャールズ国王に反撃「僕は壊れた家庭で育った」

父チャールズ国王や王室に対する爆弾発言をしてきた。そんな王子が、またもや父に対して新たな攻撃を仕掛けたのである。

王子は王室時代に英陸軍に従事しており、アフガニスタンの最前線に2度派遣された経験がある

その当時を振り返った王子は「僕は軍隊にとって素晴らしい志願者だった」と皮肉めいた言葉を述べると、その理由について「他国ではどうなのか知らないが、英国では確実に『壊れた家庭』からの志願者を採用する傾向にある。(戦場に行く)準備ができている人物だから」と自身の家族を非難したのだ。

その後、王室という環境で家族と簡単にハグなどができないまま育ってきたのではないかとマテ博士に尋ねられると、王子は「僕は本当に、驚くような子供時代を過ごした。そして重要なのは、それが信じられないほど苦痛だったということだ」と答えている。

現在の王子は、妻メーガン妃と共に米カリフォルニア州にある邸宅で息子アーチー君(3)娘リリベットちゃん(1)を育てているが、子供達には同じ思いをさせたくないようで「親としてのトラウマを引き継がないように、ベストを尽くしている」と語った。

そしてこの後、自身がずっと感じていた王室メンバーとの違和感や母ダイアナ妃との共通点について、次のように吐露した。

「確かに僕は若い頃やこれまでの人生を通して、いつも家族とは少し違うと思っていた。このような箱(王室)に閉じ込められたことに違和感を抱いていたんだ。僕の母も同じ気持ちだったと思う。」

当時の王子は、王室の中にいながらも心が別の場所にあるように感じたり、時にはその逆に思うことがあったそうだ。そのためメディアや家族などを通して自分らしさや真実の姿を見せるように努めたが、結局は「自分らしくするな。期待されている自分に戻るんだ」と感じてしまったという。

そんな王子は自身の回顧録を出版後、気持ちがずいぶん楽になったそうで「本が出た途端、信じられないほど自由になった。巨大な肩の荷が下りたように感じた」と明かしたものの、王室のシステムについては今も不満があるようで「だけど僕がかつて存在し、今もある程度残っている組織では、自由な生き方を推奨していないんだ」と述べている。

画像2枚目は『Dr. Gabor Maté 2023年2月24日付Instagram「Join us on Saturday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

ライブ配信されたヘンリー王子とマテ博士のインタビュー(画像は『Dr. Gabor Maté 2023年2月24日付Instagram「Join us on Saturday」』のスクリーンショット)

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