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writer : ac

【海外発!Breaking News】冷蔵庫に入れたコイ科の魚、翌日取り出すと生きていてそのままペットに(英)

調理しようと購入し、冷蔵庫に入れた魚が生きていた…! そんな驚きの経験をしたイギリスの女性は先月、生命力に感心し魚を生かすことに決めたという。スコットランドのネットメディア『Daily Record & Sunday Mail』などが伝えている。

英グロスターシャー州チェルトナムに住むシンディ・ラオさん(Cindy Lao)は先月下旬、ロンドンの友人を訪ねた。

訪問最終日の午後のこと、シンディさんはロンドン郊外グリーンフォードの魚屋に立ち寄り、早朝に仕入れたばかりと思われるシーバス(スズキ)10尾とコイ科の淡水魚“ヨーロッパブナ”10尾を購入した。中国の旧正月である春節を祝う料理に使うためで、氷の上に並ぶ20尾を大きなクーラーボックスに氷を敷き詰めて持ち帰り、そのまま自宅の冷蔵庫に入れた。

シンディさんが立ち寄った魚屋(画像は『UK Aquatic Plant Society 2023年2月2日付「Lazarus the wonder fish」』のスクリーンショット)

そして翌日の夕方、夕飯の準備をしようと冷蔵庫から魚を出したシンディさんは、そのうちの1尾がピクっと体を動かしたことに気付き驚愕した。

パートナーのポール・ルイス=ボルマンさん(Paul Lewis-Borman)は、当時のことをこのように振り返る。

「シンディに呼ばれ、『ヨーロッパブナが動いたのを見たから確認して欲しい』と言われてね。見てみると、エラを動かしたんだ。たった一度だけね。」

「そこで『これ以上苦しまないよう、すぐに捌こうか』と迷っていると、シンディがこう言ったんだ。『これは奇跡よ。だってまだ生きているもの!』とね。僕らはボウルに水を張り、ヨーロッパブナを中に入れて様子を見た。すると20分後、しっかりとエラを動かしているのが分かり、元気を取り戻したようだった。」

2人は氷の上に48時間近く横たわっていたと思われるこの個体に“ラザルス(Lazarus)”と名付け、

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