どうやらミッチさんが来る前にアカハラクロヘビに食べられてしまったようだ。
現場に到着したミッチさんは、アカハラクロヘビが直前に何かを捕食したことに気付いたものの、それを生きたまま吐き出すとは思わなかったそうだ。
ミッチさんは「おそらくアカハラクロヘビはイースタンブラウンの尾まで食べ終わり、休んでいたんだろうね」と捕獲した当時を振り返り、このように語っている。
「ヘビの尻尾を掴んで袋に入れ、場所を移動した後、一旦ヘビを野外に出したら(口から)ヘビの頭が飛び出してきたんだ。」
「それがヘビの口から飛び出した他のヘビだと分かるまでに、数秒ほど時間を要したよ。」
「こんなの初めて見たし、ヘビを捕まえて(他のヘビ)が頭を出してきたのも初めてだったね。」
「もうあまり(ヘビの捕獲で)驚くことはないが、これにはビックリしたよ。」
この後、ミッチさんがヘビを放そうと捕獲用の袋を再び開けたところ、イースタンブラウンスネークは完全に食べられてしまったのか、その姿が見えなくなっていたという。
自然豊かなオーストラリアは世界でも有数の毒ヘビが生息することで知られており、住宅街にも現れるためヘビ駆除の専門業者が多い。つい先日も、アカハラクロヘビを捕獲した業者が支払いを拒否され、捕獲したばかりのヘビをその場に放ったというニュースが話題になっていた。
画像は『Gold Coast Snake Catcher – South East Reptile Relocations 2023年2月6日付Facebook「Two snakes from a job in Ormeau this afternoon, one is much better off than the other.」、2022年12月7日付Facebook「A young Eastern Brown Snake hiding in the tracks of a screen door in Ormeau Hills.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)