米フロリダ州の動物園が現地時間18日、追跡デバイスを付けて動向を調査していたビルマニシキヘビが他のヘビに食べられたとFacebookに報告した。添付されたレントゲン写真には大きなヘビのお腹の中に別のヘビの骨と追跡用デバイスが一緒に写っており、ネット上からは驚きの声が多数あがった。『USA TODAY』などが伝えている。
今回驚きの投稿をしたのは、米フロリダ州南部マイアミの動物園「ズー・マイアミ(Zoo Miami)」だ。同園の広報担当であるロン・マギルさん(Ron Magill)によると、捕食されたビルマニシキヘビを発見したのは昨年5月のことで、米国魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)と米国地質調査所による研究の一環として若い雌のビルマニシキヘビにズー・マイアミの獣医が追跡用デバイスを埋め込んで動向を調査していたという。ある日、デバイスの信号を頼りに追跡対象のビルマニシキヘビを探すと、そこにはヌママムシという別のヘビがいた。
調査員らは「ビルマニシキヘビはこのヌママムシに捕食されたのでは?」と推測しズー・マイアミの動物病院にてヌママムシをレントゲン撮影すると、体長43インチ(約109センチ)のヌママムシの中に、