このように振り返っている。
「私と夫のクリフ(Cliff)は最初、『1月1日に赤ちゃんが生まれたりして…』と冗談を言っていて、同じことを言う友達も何人かいました。でも入院が決まって、私たちにとって初めての赤ちゃんが本当に『New Year Baby』になる可能性が出てきたんです。結局その通りになりましたが、双子なのに別々の日に誕生するなんて考えてもみませんでした。同じ年の同じ日に生まれることが当たり前だと思っていましたから。」
6分差で誕生したアニーちゃんとエフィーちゃんの体重はそれぞれ5ポンド5オンス(2409グラム)で、母子ともに健康状態は良好とのことだ。
夫妻は現在、この先2人が何十年間も迎える誕生日について考えているそうで、カリさんはこのように述べている。
「私たち家族はこれから少し違った形で新年を迎えることになりそうです。本来ならば誕生日を祝うのは一日だけですが、2人それぞれの誕生日を祝うことになります。なので大晦日にはアニーを祝って、新年にはエフィーを祝うのです。」
「双子を授かったと分かった時からお揃いの服を着せたりするのではなく、個々の創造性を育むことを大切にしたいと思いました。なので異なる日に誕生したことを嬉しく思いました。この先多くのことを共有するであろう2人の人生にほんの少し個性的なストーリーができたのですから。それぞれの個性を抱えて生まれてきた娘たちが大好きなのです。」
ちなみにアメリカでは2021年の終わりから2022年にかけても15分差で男女の双子が誕生し話題となった。アメリカ疾病予防管理センターによると、双子で誕生日が異なることは非常に珍しいそうで、その確率は200万組に1組と言われているとのことだ。
画像は『Good Morning America 2023年1月3日付「Twin sisters born on different days in different years」(Courtesy of Kali and Cliff Scott)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)