中国在住のある男性が先月24日、宝くじで40億円を超えるほどの高額当選を果たした。これほどの額が当たれば嬉しさのあまり友人や家族につい喋ってしまいそうだが、男性は大金を持つことの怖さを知っていたようで、「家族が変わって怠けてしまうのが怖い」と家族にすら話さずに秘密にしているという。『South China Morning Post』などが伝えた。
このほど宝くじで大金を当てた男性は“リー(Li、仮名)”と明かしており、中国・広西チワン族自治区にて80人民元(約1630円)で40枚の宝くじを購入した。選んだ番号が当選番号と一致した数で当選金額が決まるタイプの宝くじで、リーさんは40枚全てを2、15、19、26、27、29、2と同じ並びの番号で購入した。そして当選番号が発表されると7つ全ての数字が一致しており、1枚当たり548万人民元の配当金となり、当選金額は合計2億1920万人民元(約44億5400万円)となった。
今月24日に同自治区南寧市にある宝くじセンターへ換金に訪れた男性は、黄色いキャラクターの着ぐるみを着て贈呈式に臨んだ。これは当選者の身分を隠すために考案されたもので、中国で流行している方法だという。
リーさんは贈呈式で「当選が判明した日は眠れませんでした」と高額当選に大喜びしたことを語ったが、