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チャールズ国王とウィリアム皇太子が戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」に参列し、戦没者慰霊碑に赤いポピーの花輪を献上した。国王の花輪には金色で縁取られた赤色と紫色のリボンが付けられていたが、このデザインは国王の母エリザベス女王と祖父ジョージ6世への敬意を表したものだという。
現地時間13日、ロンドンのホワイトホール大通りにある戦没者記念碑“セノタフ(The Cenotaph)”前で毎年恒例の戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」が開催された。
1918年11月11日に第一次世界大戦の休戦協定が締結したことにちなみ、英国では同日が戦没者追悼記念日「リメンバランス・デー」に制定されている。人々は左襟に赤いポピー(ひなげし)のバッジをつけ、11日の午前11時には英全土で2分間の黙祷を捧げる。
またロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで戦没者追悼記念イベント「フェスティバル・オブ・リメンバランス」が開催され、11月の第2日曜日には「リメンバランス・サンデー」の追悼式典が行われる。
「リメンバランス・サンデー」の伝統は、1920年に当時の国王ジョージ5世が慰霊碑の除幕式を行って以来、後続する君主によって継承されてきた。
13日には英全土でパレードや礼拝が行われ、ロンドンのホワイトホールにある戦没者慰霊碑“セノタフ”前には、チャールズ国王やウィリアム皇太子ら王室メンバーが参列した。
午前11時にロンドンのビッグ・ベンが11回の鐘を鳴らすと、