10月26日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京)に、オリエンタルラジオの中田敦彦(40)が初出演した。オードリーとオリエンタルラジオは、『笑っていいとも!』の金曜レギュラーとして2011年春まで1年半ほど共演していた時期がある。その後、オードリーの若林正恭(44)はMCとして数多くのレギュラー番組を持つようになったが、中田は彼の聞き上手なところと共感力の高さに憧れていると話す。
元来「人の感情を読んだり、自分にブレーキをかけたりするのが苦手」だったという中田敦彦。2005年にデビューしてまもなく「武勇伝」ネタで大ブレイクしたオリエンタルラジオは、瞬く間に冠番組まで持つようになったものの、多くのレギュラー番組が2009年までに終了する。それから初めてルミネtheよしもとの舞台に立ったり、地方営業にも出るようになった。妻でタレントの福田萌(37)とはこの頃に出会い、2012年6月に結婚している。
ブレイクの華やかさもどん底の苦しみも経験した中田は「売れるには人格が必要」「人に優しくしたい」と思い相方・藤森慎吾(39)とよく話すようになり、先輩との付き合いも断らないようにしたそうだ。その後は紆余曲折を経てテレビの世界とは距離を置いてYouTuberの道を選び、事務所を辞め、2021年3月より家族でシンガポールへ移住した現在、やっと仕事も私生活も落ち着いた―と中田は思えるようになったという。だが今年で結婚10周年を迎え、夫婦でお酒を飲んでいる時にショックな出来事があった。
「(僕は)余裕が無かった頃と、今とでは違うよね」と妻の福田に確認すると、