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writer : hanako

【海外発!Breaking News】45日かけてウェディングドレスを手編みした花嫁「自分の理想が形になった」(フィンランド)<動画あり>

約45日間(約250時間)かけてウェディングドレスを完成させたヴェロニカさん。腰から上の部分にはかぎ針、残りの部分は編み針を用いて編み上げたドレスは1.5キロのシルクの毛糸が使われており、かかった費用は300ユーロ(約44000円)だったという。

ヴェロニカさん作のドレープが美しいウェディングドレス(画像は『Kika | Knit designer & YouTuber 2022年9月11日付Instagram「Kika & Juki 10.9.2022」』のスクリーンショット)

「引っ越しと結婚式を控えていただけでなく、編み物の本を初めて出版したばかりだったので本当に慌ただしく、ドレスを編む時間を確保するのが一番大変でした。でも自分のビジョンが形になっていくのがとても楽しかったです。最初は半信半疑だった夫も私がドレスを作る全過程を見てとても感動していたし、すごく素敵なドレスだと褒めてくれました。」

そう語ったヴェロニカさんだが、挙式の1週間ほど前にはドレスの仕上がりに納得がいかず、大部分を修正したそうだ。

「涙がこぼれるほど辛く、もどかしさを感じました」と当時の心境を明かした彼女は、のちにドレスが完成するまでのプロセスをYouTubeに公開した。公開から約1か月が過ぎた10月28日現在、動画の再生回数は330万回を超えており、ヴェロニカさんのドレスは世界中から大きな反響を呼んでいるという。

シルクの糸で編んだウェディングドレス(画像は『Kika | Knit designer & YouTuber 2022年9月11日付Instagram「Kika & Juki 10.9.2022」』のスクリーンショット)

自分のドレスがこんなにも注目を浴びるとは思いもしなかったと話すヴェロニカさんは、編み物の魅力について次のように述べている。

「私のYouTubeを見て編み物を再開したり、編み物を習いたいというメッセージが世界中から届いていてとても嬉しく思います。編み物の素晴らしいところは、上質な素材を選んで自分の好みに合わせてデザインをカスタマイズできることです。手編みはスローファッションです。手間暇かけて作ったものは、ファストファッションよりも長く大切に使うことができます。これをきっかけに『編み物は時代遅れだ』『かっこ悪い』などの誤解が解けることを願っています。また私の動画を見て、編み物やかぎ針編みに挑戦しようと思ってくれる人がいればとても嬉しいです。自分がやってみたいと思うことにはぜひ挑戦してほしいのです。」

画像は『Kika | Knit designer & YouTuber 2022年9月14日付Instagram「I’m slowly coming down from the incredible high last weekend was」、2022年9月11日付Instagram「Kika & Juki 10.9.2022」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

幸せいっぱいのヴェロニカさんとユッカさん(画像は『Kika | Knit designer & YouTuber 2022年9月11日付Instagram「Kika & Juki 10.9.2022」』のスクリーンショット)

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