俳優・ミュージシャンの福山雅治(53)が天才物理学者・湯川学を演じる『ガリレオ』シリーズの劇場版最新作、映画『沈黙のパレード』が16日から公開中だ。21日には福山と共演の柴咲コウ(41)、北村一輝(53)が大阪でのイベントと舞台挨拶に登場した。福山はこの日のために3か月間かけて制作された湯川学を模した巨大バルーンと初対面した。
福山雅治が「会いたかったですよ、大阪!」と第一声を発すると、大阪のシンボルでもある道頓堀のグリコ前で待ち構えていた3000人の観客から興奮と熱気が入り混じった拍手の嵐が巻き起こった。映画『沈黙のパレード』の「公開記念イベントIN大阪」で福山と柴咲コウ、北村一輝は道頓堀川上を乗船して登場、ファンを驚かせた。
ここでひときわ目を引いたのは、全長8mの巨大バルーンとなった湯川先生だ。湯川は帝都大学で見かけるような白衣姿で、ポケットに手を入れて上方を見つめている。ただバルーンだからなのか全体的に体が丸みを帯びているようで、福山は「ちょっと太ってるよね」と笑いながらも「今日初めて対面したけどずばり言ってもいいですか? この巨大湯川先生『実に面白い』」と、湯川学お馴染みの台詞を用いた『ガリレオ』感溢れるコメントを放った。そして「今日だけでなく、27日まで設置されてるようなので是非愛でてやってください」と自身の“分身”をアピールした。
「デビュー当時から大阪のファンの方にすごくお世話になっていて、ファンクラブの最初の頃のファンの方の比率は関東よりも関西が多かったんですよ。なので大阪に育てていただいたと言っていいと思います」と感謝の言葉を並べた福山は、