カミラ王妃が、故エリザベス女王の国葬前夜に放送されるテレビ番組で女王への賛辞を送ることになった。王妃は国民に向けて、女王との思い出を感動的に語るという。
現地時間19日にロンドンのウェストミンスター寺院でエリザベス女王の国葬が執り行われることを受け、前日18日の午後8時には英国全土で「National Moment of Reflection(国家による黙祷の時間)」と呼ばれる1分間の黙祷が行われる。
黙祷の直前には、英『BBC』でカミラ王妃が女王へのトリビュートを送る番組が放送されることが明らかになった。
すでに録画された映像では、カミラ王妃が義母であるエリザベス女王への敬愛や、男性優位の社会で孤独な女性という難しい立場にありながら長年にわたり厳しい役割を切り開いてきた女王への賛辞を送るという。
『BBC』が発表した番組のトレイラーでは、アームチェアに座る王妃が「彼女はずっと私達の生活の一部でした。私は今75歳ですが、女王以外の人がそこにいたことを思い出せません。孤独な女性であることは、彼女にとってとても難しいことだったでしょう」と話している。
そして「当時は女性の首相も大統領もいませんでした。彼女はたった1人でしたから、自分の役割を切り開いたのだと思います」と語った。
その後、