エリザベス女王が現地時間8日、スコットランドのバルモラル城にて96歳で死去した。女王はチャールズ皇太子とアン王女に見守られ、静かに息を引き取ったという。他の王室メンバーは飛行機で女王のもとに駆けつけたものの、最期を看取るのには間に合わなかったそうだ。
バッキンガム宮殿は8日の午後12時32分声明を発表し、「医師団が女王の健康状態を懸念しており、直近の家族に知らせる間、医師の監視下におくことを勧めた」と伝えた。
英メディア『Daily Mail Online』によると、この日の側近達は最悪の事態を考慮し、午前6時48分にウィンザーからエリザベス女王のヘリコプターを派遣して、公務でスコットランドのエアシャイアにあるダンフリーズ・ハウスに滞在中のチャールズ皇太子を迎えに行ったという。10時27分にバルモラル城に到着し、母親の病床に付き添った。
当時カミラ夫人はスコットランドの保養地であるバークホールに滞在しており、車で女王のもとへと駆けつけた。
ウィリアム王子とアンドルー王子、エドワード王子&ソフィー妃は王立空軍機でスコットランドへ向かったが、アバディーン空港に到着したのは午後3時50分だった。
空港からはウィリアム王子がレンジローバーを運転し、