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writer : momono

【海外発!Breaking News】頭痛を「更年期障害」と誤診された女性、進行性の癌で余命僅か(英)

イギリスに住む48歳の女性は昨年、頭痛と疲労感を訴えてかかりつけ医を受診した。しかし医師は女性に簡単な検査を行っただけで、「更年期障害」と「鬱病」という診断を下した。他に原因があると考えていた女性は、簡単な検査と年齢だけで判断されたことに不信感を抱いた。その後、彼女は激しい発作に襲われて救急搬送されてしまう。MRI検査で脳の腫瘍が見つかるが、それは平均余命1~2年と言われる進行性の癌だった。『The Mirror』などが伝えている。

イギリス南部バークシャー州ブラックネルに住むソニア・スコットさん(Sonia Scott、48)は、4人の子供がいるシングルマザーだ。2021年の当初から頻発する頭痛と疲労感に悩まされていたソニアさんは、居住地の家庭医を受診し病状を訴えた。

イギリスではまず「GP」と呼ばれるかかりつけ医に診てもらわなければならない。だがコロナ禍だったことで受診しても簡単な検査で済まされてしまい、ソニアさんの診断結果は更年期障害、ストレス、鬱病というものだった。しかし彼女は、GPがそれ以上の検査もせずに年齢だけで更年期障害と診断を下したことに「何か間違っている」と不満に感じたという。

そして2021年8月25日、ソニアさんは運転中に発作を起こして救急搬送されてしまう。もしGPが専門病院を受診するように紹介状を出していれば、少なくとも運転中に発作を起こすリスクは避けられたことが考えられ、世間からは「GPは自分がやりたくなければ、検査をやらずにすぐに帰してしまうのよね」といった意見もあがっている。

救急搬送から12日後の9月5日、

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