ラジオ番組『アッパレやってまーす！』（MBSラジオ）では、これまでお笑いコンビ・TKOの木本武宏を“お笑いマナーうるさ人間”として本人が不在であろうと度々話題にしてきた。3日の放送では、同番組レギュラーのケンドーコバヤシが「帰ってくるなら、ここからにして欲しいな」と彼が芸能活動を再開した折には最初に同番組の水曜日に出演して欲しいと訴えている。

TKOの木本武宏が後輩の礼儀やマナーにうるさいことは業界内では有名で、所属事務所が違っても厳しく指導してきたらしい。だがケンドーコバヤシは、後輩とのトラブルで2020年3月に松竹芸能を退所した相方の木下隆行よりも「木本さんの方がヤバイ」と昨年9月15日放送の『アッパレやってまーす！』で話していた。アンガールズの田中卓志は木本が厳しいと聞いていたので、彼と仕事が一緒になった時のロケバスに先に乗り込んだ相方・山根良顕が後方の席に座っているのを見て青ざめたという。後方の席は先輩に譲るの暗黙の了解となっていたからだ。そこに木本が車内に入ってきたので、田中は慌てて「山根が一番後ろに座ってるんですけど…」と謝罪しようとしたが、「ホンマはアカンけど、ええよ」と許してくれたそうだ。あまりにも正義感が強いため後輩から煙たがられる場合もあるが、ケンドーコバヤシはそのエピソードをいじって楽しんでいるようだった。

そんな木本の巨額投資トラブルが表面化したのは、7月21日。松竹事務所を退社したものの今後も芸能活動を続け、